« 「ネット詩集 no name 24」読了 | トップページ | 「昼下がりの憂鬱」 »

「Drop of Words」読了

iPプロジェクトのアンソロジー詩集。

基本有志参加で早いもの順?

選考等がないので、その分雑多感はありますが、

次回は自分も参加予定なので、あまり多くは申しますまい(笑)



「永遠、愛、季節を否定する会」和泉しようさん

ステキ過ぎです(笑)

詩と詞、詩文とコピーライティングの違い。

ネットで適当にカテゴライズすると、

前者がポエトリーで後者がポエム?

なんというか、書きたいことを一つ書かれてしまったような。

でも表現の方向性はまるで違うなぁ、と。

表現の良し悪しというよりも、主題とそれに対する表現の方向性、

というところで、この詩集の中でも五本の指に入れたいほど(笑)



「イイ子」「消えゆく」三奈さん

いずれも自分とその周辺との立ち位置を模索しているような詩。

もしかしたら凄く若い人なのかもしれないが、それはわからないので、

どちらでもいい話だから放置。

すごく素直でまっすぐな表現なので、

好き嫌いも分かれそうな気がするが、たまにはこういうのもいいと思う。

それこそ「好き」だ「嫌い」だ、をただ垂れ流しにしているのとは違うものが、

この詩にはあるはずだから。



「ひめ春蝉」青葉茂さん

どうにもやるせない詩。

ただ、それが嫌な感じなのではなくて、

ユーモラスな表現(というと語弊もあるのだが)でまとめられているので、

思わず笑みさえもこぼれてしまうような詩。

世界の捉え方に、こういう視線の設定もあるのだ、と

とても勉強になりました。



「空の向こうの草原に」未有花さん

とても童話的な詩を書かれる方(もしかしたら今回だけかもしれないですが)

この詩がいいなぁ、と思うところは、

浮かんでくる情景。

日本ではなく、ヨーロピアンな風景。

日常に囚われすぎていると、なかなか書けないかもしれない。

儚げで、それでいてどこか温まる詩。



「夢の中のあなた」石瀬琳々さん

あ~、もう直接ご本人様に感想送ってしまったので、

改めて書くのも恥ずかしいやらなにやら(謎)

幻想の中の現実、はたまた現実の幻想なのか、

その揺らぎの感覚が絶妙だなぁ、と。

表現の一つ一つはとてもシンプルなのですが、

その組み合わせが揺らぎを生んでいるように感じる。

一つ間違うと非常に生活臭が出てしまう言葉なのに、

そこを上手くすり抜けながら、その先を捉えている、というべきか。

シンプルでありながら、深みもある一つ一つの表現が軽妙。

最近はこの手の主題の詩はあまり読まないのだけれども、

久しぶりに。

|

« 「ネット詩集 no name 24」読了 | トップページ | 「昼下がりの憂鬱」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「Drop of Words」読了:

« 「ネット詩集 no name 24」読了 | トップページ | 「昼下がりの憂鬱」 »