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「ニセモノピカソが世界を仮縫いする日」

空が裂けた日 しょうがないので仮縫いをしておいた
そのままでは不恰好なので しょうがないので眼帯を被せてみた
パッチワークの空は化膿していた
ちょっとだけ 芯があった

ところで

空が避けていることを 僕以外知らない 気づきもしない
パンパンに膨らんだ風船が避ける音は
空には響かないから 誰もわからない

鉄板の上のキャベツが縮んでいく
熱くて狭くて小さくなって
裂けた空はまだまだ広いけれど
足裏にはもう踊る場所も残っていない
蛸が踊るくらいにはバチバチと弾けるけれど

飛び跳ねる油
虹色の油脂膜は弾け消え
不恰好なお好み焼きだけが布団代わりに敷かれている
夢はこんがり黒焦げて
パリパリっと焦げた感じもまた裂け目ができて仮縫いしたくなる

いつもいつも

仮縫いしか出来ないので
しょうがなく継接ぎで繕っておくことが
いつしか自然になってしまったので

もうこの言葉だってニセモノピカソナンダ ナンダ   ナンダ?


キョウモカリヌイカリヌイカリヌイ
カリカリタベテキョウトモカリヌイ
デントウモブンカモイチゲンサンモジョウレンサンモ
ギョウサンレモンデキョウモキョウトデ

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コメント

初めまして
文学少女と申す者です。中1です

実はずっと前から詩など拝見させて頂いておりました。(あれ、文章がおかしいぞ)
もうどの詩にもうっとりで、メロメロです
これからもちょくちょく読みに来てよろしいでしょうか?
失礼しました^^

投稿: 文学少女 | 2008年12月25日 (木) 16時50分

初めまして。
更新も遅く、内容も稚拙ですが、
気に入ってもらえて何よりです。
遠慮なく覗いてやってください。
よろしくお願いします。

投稿: 紫音 | 2008年12月25日 (木) 17時24分

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